DVD映画日記

「RUNNING WITH SCISSORS」

なぜかすごく見たくてしょうがなくて、きっとそれはグウィネス・パルトロウのせいなんだけど、結局見終わったあとは、そんなことよりなにより、もうこれはきっとマグノリア級の傑作なのだということしか私の頭にはなかった。
最初からとにかく私はすっかりこの世界に取り込まれてしまって、たぶん「書き、表現する」という行為に焦点が当てられているからだと思うのだけれど、物語が進むにつれて、最初にほんのり感じた切なさはむくむくと大きくなってしまい、オーガスティンが鼻水をたらして涙するアグネスに一言を放った瞬間にそれは最高潮を迎えた。
ダレガナントイオウトモ、This is a masterpiece.