2004-07-25から1日間の記事一覧

「遠い声 遠い部屋」 トルーマン・カポーティ

この小説の中で、ジョエルは大人への入り口に立つ。 いつまでも子供ではいられないこと、そして大人も自分と同じように弱い人間であることに気づく。 個人的には「やっとこ」が出てきたとき、にやっとしてしまいました。 アンチョビ評価 ★☆☆☆☆

ミスティック・リバー

重い話だとは分かっていましたが、あまりにもやりきれなさが残りました。 憎しみの連鎖・悲しみの連鎖。 誰かが断ち切らなければいけない、強い心で。 だけど人間はあまりにも弱い生き物で、ささいなことでまわりが見えなくなってしまう。 誰もが闇を抱えて…