映画日記

hirocco2006-07-25

エリザベスタウン

エリザベスタウン [DVD]

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もちろんキルスティン・ダンスト目当てで見たのだが、オーランド・ブルームが予想以上に良かった。なんだかだめな男前ジュード・ロウの座をおびやかすほどの良さでした。そしてもちろんスーザン・サランドンは今回も文句なし。キャストも話も映像も音楽も、すべて私好みで参りました。
ツタヤのレビューではけちょんけちょんに書かれていたので、あんまり期待していなかったのが余計に良かったのかも。
話として「ありえない」という部分はすごく大げさなんだけど、ちょっとしたところがこれまたいちいちリアルで胸をつかまれる。そういう意味では、「リンダリンダリンダ」に近い。
例えば、火葬にするということをオーランド・ブルームがシリアスに語り、ちょっといい話っぽくまとめる時に何でだか地名を間違えちゃって説得力に欠けたりするとことか。私たちは、大真面目に生きていて、そして滑稽なのだ。
あんな風なお葬式ってすごくいいなぁと思った。スーザン・サランドンが踊るところは、すごく滑稽なのだが、リアルとファンタジーが混ざったみたいな感じでとても良かった。
それと、最後の地図。あんな地図をもらって旅が出来たら素敵だろうなぁ。
うーん、とにかく良かった。しばらくたって、また見たい。


アンチョビ評価 ★★★★★