テレビ映画日記

「THUMBSUCKER」

物語のラスト近くで、ジャスティンの弟が語った言葉が印象的。
しっかりしているあの人にも、しっかりしなければならない理由があるのだ。
不安にとらわれすぎている人と接したときに、「世界が狭すぎる」と感じることがある。弟は、きっとそんなことを感じながら、自分の立ち位置を見つけていかなければいけなかったのだろう。
ジャスティンにはあまり感情移入できなかったけれど、この弟の言葉で、少し胸がすっきりした。