「es」

参りました、かなり。
人間ってほんっっっっっっっっとうに弱い生き物なんだなぁと思いました。
よく「立場が人を作る」とはいうんですが、その立場によって人は脆くもなるのですね。
この映画かなり精神的に怖かったのですが、何が一番怖いって「主観的な人が上に立つ場合の悲劇」がこれでもかってくらいに描かれていることですね。
ものごとを「これはこれ、あれはあれ」と割り切ることが出来ない人が、上の立場にたってしまった場合、「ルール」はどんどんと意味をなさなくなってくる。
この映画を見終わった後にニュースを見たんですが、心おどる話題なんてひとつもなかった。
なんだか映画も怖かったけど、私達のすんでいるこの世界も相当怖いことになっているみたいだ。
こんな世の中でも自分を見失わないように、正しいことの捉え方を間違わぬように生きていきたい。
アンチョビ評価　★★☆☆☆