本当は卑怯者な自分へ

明日ついに歯列矯正の器具が全面に入る。
こっからが山場だ。
今は奥歯に金具がとめてあるのと、上あごをひろげる器具だけが入っている。
それでも食生活はつらくて周りの人に
「こんなことだったらやらないほうがよかったんじゃない?」
といわれている。
ま、本人にしてみればそう思ってもやめられるものではないので
「そうっすねぇ」
と適当に相槌を打ちながら腹をくくっている。
これからはじまるつらい日々、守りたいことを書きとめる。自分のために。


■夫に「痛い、痛い」と自分からむやみに言わない
■自分がかわいそうなふりをしない
■出来る限り努力して食べる


歯列矯正は私にとっては修行なのかもしれない。


女だということで許された
泣き虫なことで許された
頑張っているふりをすることで許された


そんな卑怯な自分と決別するための修行なのだ。