泥ウソとテント村

hirocco2005-03-24

何年か前にV6の岡田君が主演のテレビドラマを見た。
学生寮の廃止を阻止しようとする学生たちの物語だった。
なぜか学生運動に関心があるので、もちろんビデオにとって見た。
そのときは、学生運動を現代的に描く題材として「学生寮廃止」があるのだと思っていた。
何の気なしに、ネットをふらふらとしていたらこの「泥ウソとテント村」に出会った。
あのドラマは、きっとここからはじまったんだと思った。
体制と戦う学生たち。
彼らは本当に無力で愚かに見える。
だけど、自分のすべてをかけて体制に本気で挑んでいるのだ。
自分をかけるものすらわからない私たちに、彼らを語る権利はないのだと思う。


最近の私には、抑えられない怒りというものがない。
そんなことを思わなくていい幸福な状態なのか、そんなことを感じられなくなった不幸な自分なのか。
前者であることを願うばかり。


このフィルム、見たいけど、見れないだろうなぁ。