もう、若くない世代の私たちにとってのスターウォーズ

hirocco2005-08-06

スターウォーズ エピソードⅢ
ユアン最高。でした。なんでスターウォーズに…と思ってから早数年。このエピソードⅢのためにユアン・マクレガーは耐えたのね。などと勝手に思い込む、ユアン好き。さらに、ヨーダライトセーバーを持つと、意味なく興奮してしまう。こんな私がエピソードⅢを楽しまない訳がない。ん、面白かった。エピソードⅡとアナキンの髪型が変わってて、あんまり嫌じゃなくなってた。エピソードⅡのときはパーマがきつくてあの笑い方(口の端をきゅってあげるやつ)がどうにもだめでだめで、アミダラなぜ?と思ってしまったのですが、今回の緩やかな感じの髪型はお似合いだったのではないでしょうか。
話はやっぱり強引だったのだけれども。心の中で笑った夫の質問は「なんでダークサイドになるといきなりあんな怖い顔になんの?いきなりすぎない?」でしたが、もちろん他にもつっこみどころ満載でした。そっかー、こうすると話つながるんだーという話。
スターウォーズは、アナキンの思い込みが激しいゆえに出来上がったストーリーだったんだなぁ。見ている途中で、「それは被害妄想だっつーの」「話、まず話聞けよ」とアナキンに何回もつっこみたくなってしまった。でも、こういう人って多いよなー。なんか言うと、自分だけ大切にされてないとかって勝手に思ってわめく人。んで、続きは自分に向けられた以上の言葉で相手を罵るんだよなぁ。自分が言われてあんなに怒るのに、人に言うのは平気なんだよなぁ、不思議な人種。ん、脱線してきた。とかく、アナキンに広い心があって聞く耳があったならダースベーダーは生まれなかったということだ。そんな設定のために、史上最強のわからずやという設定を作り出されたアナキン、やっぱかわいそうだな。
あとは、相変わらず衣装は素敵でした。私もいつかジェダイの衣装が着てみたい。アミダラの衣装は今回も「かわいー」と思うのもあれば「んー」と思うのもあり。出産シーンはスターウォーズなんだから、もちっとなんか工夫があってもよかったと思うんだけど。画期的な出産シーンのあるSFってあるのかな。あったら見たい。
夫は、次にDVDでエピソードⅣを見る予定なのだが、はじめっからルークがダースベーダーの子供ってわかってて見るのってどうなんだろう?面白さ半減なのか、倍増なのか?なんとなく彼はⅥまで見ないような気もする。


子供の頃に見た映画で印象に残っているものは数少ない。E・T、探偵物語時をかける少女探偵物語と同時上映だった)そしてスターウォーズ エピソードⅥ。あんま親もよく分かってなくて、いきなりこのⅥを見させられたような気もするのだけど、子供心にはとっても面白かった。それから大人になってもスターウォーズはどんなのでも嫌いになりきれない。すごいな、人間って。CUTのなんかのランキングで1位がロード・オブ・ザ・リングだった。最初をちょっと見て寝てしまった私にとってもは「何で?」と不思議だったのだが、コメントを読んだら納得してしまった。”若い世代にとっての新しいスターウォーズ体験だから”というような内容だった。ん、そりは確かに必要だ。いつか若くない私もロード・オブ・ザ・リングを見たいと思うような素敵なコメントだった。


この日気になった予告編は、「銀河ヒッチハイクガイド」(タイトルうろ覚え)、「タッチ」(われらが世代で気にならない人がいるだろうか)、そして「NANA」
「NANA」は宮崎あおいちゃんが出ているのに、まったく興味がなかった。だけどこの予告編見たら、やられた。だって、あおいちゃん笑顔全開ですよ。あおいちゃんの笑顔さえ見れれば、心あったまる私にとって、夢のような映画かも。見ます。でも夫は映画館には一緒に行ってくれなさそうなので、DVDになるまでひたすら我慢。