音楽テレビ日記

NHK矢野顕子LIVE 〜30年間 ずうっと気持ちいいわたしです」
子供のときにはじめて買ってもらったレコードは、近藤真彦スニーカーぶる〜す」と矢野顕子「春咲小紅」だった。それから矢野顕子とはずうっとつかず離れず付き合ってきた。貧乏だったころに、晩ごはんがレトルトのカレーだった日、テレビを消して、矢野顕子を聞きながら食べたら、なんとなく救われたことがあった。そんな感じの付き合い。
今回見た中で、相変わらず大好きなのは「David」これはなんかもう無条件だなぁ。一時期、携帯電話の着信はこれにしてた。出だしも真ん中も最後も全部好き。
改めてぐっときたのは「ごはんができたよ」これはもう、いままでなんでぐっとこなかったんだろうと思うくらい、ぐっときた。ぐっときすぎて泣いてしまった。
「はじめてのやのあきこ」はあんまり関心がなかったけど、YUKIちゃんがこの「ごはんができたよ」を歌っているということで、いつか聞いてみたいと思う。

NHK「アーチストドキュメント 奥田民生 −我が道を行く!奥田流音楽のルーツ−」
その昔、ユニコーンの「服部」などを聴きこみながらも、そんなに惹かれてはいなかった。すごくすきだなぁと思ったのは「すばらしい日々」を聞いたときだった。どこをとってもすごく良かった。だけどユニコーンは解散してしまった。
そして、ソロ奥田民生の登場。ソロになってからの曲はどれもこれも、全部私へ直球。すぐに夢中になってしまった。だけど、私は奥田民生について何にもわかっちゃいなかった。この番組で自分の音楽というものを語る奥田民生は私が考えていたよりも、ずっとずっと深い所で音楽と日々格闘していた。
これからは正座して聞いてもいいくらいだな、と思う。