映画日記

「STICK IT」

スティック・イット! [DVD]

スティック・イット! [DVD]

劇場公開は、、、たぶんされてないよなぁというこの作品。オープニングのノリから、夫に「ティーン向け?、、、」とつぶやきながら鑑賞開始。
以前に少し映像を見て「おもしろそうかなぁ」と思っていたけど、記憶からはこぼれ落ちていた。たまたま、レンタルの新着情報でひっかけた。思ったより、よかった。
舞台は体操界、ティーン向け映画、さらにわかる俳優がジェフ・ブリッジズぐらいという、日本でヒットする要素がものすごくすくなそうだけど、そんなひどくないですよ。
最初のBMXのシーンとかもあってX Games好きな人だと、体操のシーンも楽しめるかも。私はそんなX Games好きというほどではないけど、体操のシーンはすごく面白かった。普通の体操シーンももちろんあるのだけど、凝った映像になっている体操シーンとかは1つの作品みたいで面白かった。書いていて思い出してきた。アイス・プリンセスが面白かった人は、これはオススメかもしれない。
アイス・プリンセス [DVD]

アイス・プリンセス [DVD]

主役のミッシー・パーグリムが、ものすごくヒラリー・スワンク顔なので、ヒラリー・スワンクが好きな場合もよいかも。
話の流れ(ベタなので全部書きます)
体操界のトップだった少女が突然試合を棄権し、体操界から消える。その後、自暴自棄になり、友人とやんちゃ放題。やんちゃがすぎて、警察に御用。裁判所で2択。少年院か、更生施設。少年院を選ぶも、無理やり更生施設行き。そこは、体操スクール。まじめな生徒の中でまたやりたい放題。うまい具合にコーチに焚きつけられ、練習開始。他の生徒も実力を認めだし、めばえる友情。もう一度大会出場。コーチとの絆を感じ、大人への不信感を払拭。体操をして、キラキラ。さらに、体操仲間ともキラキラ。めでたし、めでたし。
アメリカン・コメディのノリに乗れてる人なら、大丈夫な展開。
ベタだなぁと思いつつも、最後に主人公が床運動する前のコーチとのやりとりは涙ぐんでしまった。お手軽な私。
こういう映画も楽しめる自分でありつづけたい。