映画日記
「Woman on Top」
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: DVD
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ペネロペ演じる天才的な料理の腕前を持つイザベラの恋と料理のお話。
極度に乗り物に弱いイザベラが発見した酔わない方法は、自分が乗りこなすことだった。バイク・車・そして夫。イザベラのリードで物事は進む。そんな状況に男としての威厳が保てない夫トニーニョは、つい出来心を起こす。傷心のイサベラは自分の腕を頼りに、ブラジルを飛び出してサンフランシスコへ。
まず、ペネロペがかわいい。本当にかわいい。小動物のように愛らしい。さらに友人モニカの部屋も、ごちゃごちゃして色使いがはっきりしてかわいい。そして全編に流れる甘いボサノバ。晴れた日曜日にゆっくりしながら見るには最適の映画。
話の中で、トニーニョのことが忘れられないけれど許すことも出来ないイザベラが、呪術師を頼りに呪いで気持ちを封じ込める(人魚姫のようだ)。「もう、2度と愛することは出来なくなるよ」と念をおされても呪いを実行するイザベラ。しかし、心を入れ替えていくトニーニョにだんだんとイザベラの気持ちも解かれていく。けど、呪いの力は強力で彼女はトニーニョを愛することが出来ない。
この状況は非常に興味深かった。「人を好きになる」「愛する」という気持ちはどうやって生まれるのだろうと改めて考えてしまった。むつかしい問題なので、しばらくこれで遊んでみたい。