読書日記

hirocco2007-05-09

「雨降ノ山―居眠り磐音江戸双紙」
居眠り磐音6巻目。ますます、ペースダウン。頑張れ、自分。
お世話になっている今津屋さんのために、旅のお供に借り出された磐音。いつものように、実直、誠実。今津屋の奥さんの希望で旅に出るのだが、今回は悲しいお話。
1巻目のころは、おこんはただの娘かと思っていたのだけど、いろいろなエピソードを通じてだんだんと彼女の人柄が浮き上がってきた。旅の中で、奥さんのことで自分を責めるおこんには少々ぐっときてしまった。頑張っている女の人は、どんなときでも素晴らしい。最後のお話は、そのおこんのためにみんなで行楽に出かける。いいねぇ。今津屋さんもいい人なのだ。
本当に居眠り磐音はすがすがしい。が、まだ6巻。このペースで最後までたどり着けるであろうか。ちと、心配。